令和元年5月号
伊那から友人が上京し、30年ぶりにカラオケに行った。
友人は一人で息子を育てあげたが、素直で穏やかな青年は、母を残し逝ってしまい、何もなかったように振舞う母はマイクを握り、「六本木心中」を熱唱し「あなたなしでは生きてゆけぬ」と叫び、大きなケーキを頬張った。

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を読み始め、しまったと思いながらも止まらず、読後感は爽やかなものだった。
「好きって絶望だよね」の意味合いは、生きていく中で変容していく自分に気がつく。
児玉 智子
令和
2年
令和
元年
平成
31年
平成
30年
平成
29年
平成
28年
平成
27年
平成
26年
平成
25年
平成
24年
平成
23年
平成
22年
平成
21年
平成
20年
平成
19年
平成
18年
平成
17年