平成28年7月号
梅雨の晴れ間が惜しくて、京急に乗って、友人のヨットにワインを届けるつもりだった。
浦賀は海風が心地よく、渡し舟に犬が乗っていたので、目的地を忘れ、乗ってみたら、住友重機が開放され、明るい港町になった。
ヨットハーバーを目指すものの、太鼓の音が腹に響き、為朝神社で虎踊りの準備をしているのを観ていたら、夕方になってしまった。
奉行所が伊豆下田から浦賀に移転されたとき、一緒に伝えられた踊りだという。
虎の着包みを触っていたら、見るものすべてが黄色にみえ、近所のおばさんも犬も黄色いシャツを着て、散歩をしていた。
児玉 智子
令和
2年
令和
元年
平成
31年
平成
30年
平成
29年
平成
28年
平成
27年
平成
26年
平成
25年
平成
24年
平成
23年
平成
22年
平成
21年
平成
20年
平成
19年
平成
18年
平成
17年