平成21年6月号
「まちづくり」という言葉は、第二次世界大戦後の復興にあたり「都市計画」にちかい意味でつかったのが最初、「まちづくり」概念の発祥は1962年名古屋栄東地区の布団屋のご主人だという。
今は、まちづくりプランナーに任せておけばマスコミの話題にはなるけれど、数年のうちにそこで生活する人達が取り残されてしまう現状がある。

大分国東半島の豊後高田は瀬戸内からの風が心地よく、山間部の棚田を見ながら運転していると、「昭和の町」にたどり着くのか心配になるくらい緑が深い。山岳仏教文化の名残で山奥の大きな石仏に出会い、なお深く分け入ってしまう。
豊後高田市は人口減少と鉄道廃線により商店街も急速に衰退、まちの復興を目指し行政・商工会議所・地元商店の協働により「昭和の町」をつくりあげ、観光客だけでなく全国から100件以上の視察団が訪れるという。
商店街を歩きながら、恵比寿屋台村で牛タンを食べたことを思い出す。

児玉 智子
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