平成23年6月号
朝刊を配るバイクの音で目覚め、読みかけの本を開く。
私が知る新聞少年は、肩からタスキをかけ新聞の束を抱え、走りながら新聞を配り、住込みの寮で慌てて朝食をとり登校する。
経済成長とともに折込広告がかさばり、新聞少年はいなくなった。

新聞販売事業の特殊性は、扱う商品が新聞であるためか、表面化しにくいが、新聞販売店のお陰で、地震でも嵐でも寝巻きのまま、日々購読できるのだから有りがたい。
販売店は新聞社との契約で配達だけでなく指定販売地域内での拡張や集金業務、折込チラシの売上で維持され、利幅が少ないため、本社からの補助金に頼ることになる。
新聞は定価販売が義務付けられ、拡張団に頼って購読者数を維持することが難しく、態度が良くないおじさんが、自転車に洗剤などを積んで(奥さん3ケ月無料にしとくよ)という声を聞かなくなった。
「押し紙」つまり残紙は、新聞社が販売店に過大ノルマを押しつけること、全国日刊紙の3割が廃棄され、膨大なチラシの屑が回収業者と広告代理店の食いぶちを繋いでいることになる。

黒藪哲哉氏「押し紙」裁判判決後の記者会見で、新聞社の詐欺的行為が弱点となり新聞の言論を歪める可能性があると指摘した。
児玉 智子
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