冒険家や報道カメラマンが好きで、無事に帰国するのを待っていたら、私の盛りのいい時期は終わっていた。
すべて終わってみれば、待つことの訓練ができて良かったと思う。
小学生のころ、独りで留守番をしていると、チキンラーメンを食べられて嬉しかった。
その時も3分なんて待てず、硬いラーメンをほぐして、食べていた。
山極寿一「時代の風」を読みたくて毎日新聞をとっていたのに、総長ともなれば大学の経営者、総長グッズの宣伝をしなければならない立場になったことが残念、体力があるうちに、ボノボが待つフィールドに戻って欲しい。
国際政治を教えていた頃の猪口邦子さんは、民主主義について熱弁を奮い、いくら忙しくても毎朝ご主人のお弁当を作ると、どこかに書いてあった。
国政復帰したら、仮装した白雪姫のようで、どうしちゃったんだろうと思う。
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