平成19年01月号
新年おめでとうございます。
元旦に京都で七福神巡りをしたいと、朝6時半の新幹線にとびのった。
なにしろ宝船に乗って、仏教、ヒンドゥー教、中国思想、神道の神様が、けんかもしないで、七人もやってくるのだから、私としては都合がいい。
七福神信仰は、室町時代の末期に農民や漁民の民間信仰として自然発生し、江戸時代に全盛となったらしい。
商人や職人は、田舎の庶民文化を受け継ぎおおいに楽しんだ。この現世臭さがいい。
まず、宇治市にある萬福寺で笑門来福の満面笑みをもつ布袋尊を拝む。やはり拝むより、抹茶チョコレートが美味しい店が休業だったことにがっかりする。
東寺の毘沙門天、勝負ごとの神様らしいが、子供のころ母親の賭けマージャンの強さを見て育ったので、勝負は大嫌い。
それより、イノダコーヒーで休みたい。すでに飽き始め、錦市場が開いているか心配となる。
六波羅密寺、ここは好きだ。それに弁財天は芸術・学問の神、しかしそれより、いつもの店で胡麻シュークリームを食べるほうが脳の活性化のためにいい。
結局、五福神まわりを達成、漬物屋ばかり真剣にあさり、漬物の福袋を買い込み帰宅。
今年もよろしくお願いいたします。いい年にします。神様はいりません。

 私が尊敬する歯科医の佐々木さんが、昭和37年に東京歯科大学を卒業した学友と1月16日からアツギ・ミュージアムで三人展を開催します。
その当時、歯科医を目指す女性が何人いたでしょう。その後の人生の歩みに興味がわきます。
それぞれが、自分を大切に生きてきた軌跡、それを表現しているはず。
佐々木さんが最近はじめたバイオリン、歯科医をやめて悠々自適の前田さんといっしょに、バイオリンを注文するためにドイツのミッテンバルトを訪れました。
仙台で医学専門の朗読奉仕を続ける松山さん、昨年厚生労働大臣から感謝状をもらいました。
女性が男性と肩を並べて働くことが当たり前となり、私なんかは女性であることをとっくの昔に忘れています。
しかし、女性に参政権がなかった時代から、主張をしなくても育児も仕事もパーフェクトにこなす女性はいたのです。
児玉 智子
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