平成31年4月号
桜の花びらが散るきれいな箱を開け、ひと粒500円のチョコレートを眺めると、高価なチョコレートを食べている自分に罪悪感を覚えながらも、昔はカカオが貨幣だったのだから、500円玉だと思い、ガーナでカカオを採る人に感謝して味わい、ついでに野口英世にも感謝する。

腹を抱えて笑いたくて、奥田英朗『家日和』を読む。短編『ここが青山(せいざん』は、夫が朝礼で会社の倒産を告げられ、結婚して6年の妻と4歳の息子、住宅ローンは30年残っていたが、妻は翌日から働き、会社員生活を満喫、失業したものの主夫を楽しみ、妻と息子の弁当作りを工夫する日々の生活が感じよく伝わってきた。
「人間(じんかん)到る処青山(せいざん)在り」は、「世の中、どこにでも骨を埋める場所がある」と教えられ、笑って肯定してこそ人生だと思った。
児玉 智子
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