老学生のつぶやき

令和4年9月号
高校生の金曜講座で宇野重規が人間らしさは「逡巡すること」だと言っていた。
うすのろの私は、小学校の夏休みの絵日記で、美味そうに氷を描くことだけが出来た。母は氷しか描けない私を自由ケ丘の不二家に連れて行き、コンデンスミルクがかかった氷イチゴやメロンクリームソーダ、色が派手なものを注文し、せっせと日記を描くことができた。
今年の夏休みの課題はとびきり美味いパフェを食べることだった。
途中で胃が痛くなりソフトクリームに変更したが、胃痙攣が起こり胃カメラで、胃の内側に黴が生えていることが判った。そして旨い草餅を探すことにしたら、胃の調子が良くなってきた。

図書館でマイクロフィルムの昔の新聞をみることに嵌ってしまった。「新愛知」がとびきり面白くて、明治33 年の記事は毎日遊廓の抱え主が捕まったり、娼妓が脱出したり、遊廓の記事が多く、国内の戦力に自信がある時期でもあり、病気治療の広告は梅毒やりん病ばかりが目に付く。
現在は、5類感染症の梅毒は保健所に報告しなければならないため、感染者数の急増は信頼できる情報だ。SNSで寂しさを紛らわすと梅毒が増えるという不思議な現象を研究対象に続けていく。
児玉 智子
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