老学生のつぶやき

令和4年1月号
新たな年、受験生の頃の気持ちに戻り、朝4時半に起きて、本の山を片付ける、いやその山が重なる毎日で、時計の秒針の響きが身に沁みます。
15年ぶりに横浜黄金町の集会に参加、「ちょんの間」から「ア-トのまち」へ世代交代し、あの頃の女性達はどこに行ってしまったのでしょうか。
福富町のソープ街を背に、大岡川をボードやカヤックがゆったり流れ行く景色は、日常生活に混在して、そこにある風俗の姿です。
「買春する男たちが悪い」と言っても、コンビニに激辛ポテトチップが置いてあれば、いつの間にか買っている、らしいです。
蒼さんもあやちゃんも奨学金を返済するために頑張っているし、無料相談所のたかの君は「お客様の要望に応える仕事、クレームはない」と言っています。
今年は、より多くの性産業で働く人たちの話を聴いて、その場にどんな問題が潜んでいるのかを確かめ、風評との乖離が何なのかを探る年になります。
児玉 智子
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