平成22年9月号
酷暑の後楽園ホ-ル、田村選手防衛戦は叩きのめす響きがリングサイドに共鳴し、女性として楽しめる時期にプロレスに賭ける選手達は、其々がプロとしての見せ方があり、身体を張って生きる緊張感が伝わる。
夏休みの後楽園、コスプレフェスタが開催され、動画から飛び出したようなコスチュームで着飾った中学生や高校生の集団を見ながら、理解できない孤独感を味わう。
「やりたいこと」がみつからない、叶わないならば、考えることはヤメにして、仮装集団で一体感を味わう夏休みだってある。

家にたどり着き、椰月美智子『しずかな日々』を読む。ただ連綿と続く毎日を静かに受入れ流れていく。
今になりようやく判り、若い作家のこれからの作品が楽しみになる。
児玉 智子
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