東京農大で「エミューの生どら焼き」が名物だという評判を聞いて、農大キャンバスに隣接する「食と農の博物館」を訪れた。
この建物は隈研吾氏の設計によるもので、採光の工夫が素晴しい。
バイオリウムを見学、キツネザルが増えたのに驚き、バオバブが同じ姿で太陽に向かっているのを見つけ、時間の経過に気づいた。
ずいぶん前のことになるが、西アフリカでバオバブの木に感動して、学内にあるサザンクロス協会で、バオバブの種を譲ってもらい、何時までたっても芽がでず、いつの間にかバオバブへの興味が薄れていった。
「エミューの生どら」は、エミューの卵の大きさではないけれど、オホーツク海の海洋深層水をつかい国内飼育したエミューの卵を使い、網走で製造されている。
生クリームの味が新鮮で、すぐ冷蔵庫に入れなければ売らないと言われた。
館内で「カムカムドリンク」を飲んでみた。カムカムはペルーアマゾン上流地域で自生する果物で、アマゾン川に落ちる果物を魚が食べる音に由来する。
アセロラとグァバジュースの味がするカムカムドリンクは、ビタミンC含有量世界一。
どちらも研究室内で開発商品化されたもの、学生達と教授が会社を立ち上げ、収入は現地の活動資金に使われている。
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