平成26年9月号
週末はホームで母の顔を見て、区営プールに行き、戸越銀座か武蔵小山で買い物をする、夜は本棚と向かい合って捨てるか取って置くか考える、この生活なら続けられそうだ。
武蔵小山のアーケードに向かいながら、「平和主義」を考える、平穏なライフスタイル、この程々感は平和主義があってこそ。

アーケード中程の赤ちょうちんから三味線(さんしん)と島唄、笛の音が聴こえてきた、よく観るとみんなが喪服姿で、いやに盛り上がっている。
後冨底一良(あとふそこかずよし)さんのお清めに集まった生徒さん達、弟さんの周二さんが波照間から法事に駆けつけ、飲み屋でライブとなりました。
私もこの賑やかなお清めに参加させてもらい、島に通っていた頃のことが、残暑と焼き鳥の煙に囲まれながら、蘇ってきました。
島のムシャーマ前夜は、皆が高ぶり浴びるほど飲み、知らない家の押し入れで眼が覚める。
沖縄は、どの島も苦渋に満ちた過去があり、今の生活の中に(平和主義)を作り出す術をもっている。
児玉 智子
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