平成22年11月号
2007年9月27日、APF通信社の長井健司記者がミャンマー軍兵士に銃撃され死亡した。
ヤンゴンでは仏教僧による大規模な反政府デモが行われ、一般市民の参加者は数万人規模に膨れ上がり、軍事政権の武力による弾圧の最中に長井記者が亡くなった。
倒れても右手にビデオカメラを握りしめている姿がニュース配信され、数日間は話題になっても、誰もが「自分が生活していくこと」に追われ、疑問や真実を知りたい気持ちを持つことを止めている。
長井記者のビデオカメラやテープは返却されず、軍事政権ミャンマーは、民主化指導者アウンサンスーチーを自宅軟禁し続ける。
日本はミャンマーに巨額の経済援助をし、日本の消防車は軍事政権で活躍している。
APF通信社の山路徹さんは「予定調和にならない取材を続ける」ことを約束してくれました。
児玉 智子
令和
2年
令和
元年
平成
31年
平成
30年
平成
29年
平成
28年
平成
27年
平成
26年
平成
25年
平成
24年
平成
23年
平成
22年
平成
21年
平成
20年
平成
19年
平成
18年
平成
17年