平成26年12月号
横浜音楽堂に聲明を聴きに行き、何かゾクゾクして今年はじめて風邪をひき、きっとあの世に気を持っていかれたからと思ったり。
地から腹に響いてくる僧侶の四箇法要、天台と真言は法衣の色づかいが随分ちがい、顔つきまで法衣に似合ってくる。「散華」は道場に蓮の花びらを散らすが、どの箇所で何枚撒くかは、宗派により異なるそうだ。
ミイミイゼミに聞こえる声明、死んでしまった人達は姿を変えて、私達の前に戻ってきているので、私達は見守られて生きていると言っているという。

大阪市貝塚市にある北出精肉店の北出さんの話が頭に残っていた、屠場で牛を割り、美味しかったといってくれるお客さんに精肉を売る、部落開放運動と地域の歴史。
ハンマーでノッキングされた牛を目で見ることが大切、切干大根だって鮭の切り身だって、身代わりに生きさせてもらっている。
随分いろいろなものに見守られいる私、大切に過ごしたい。
児玉 智子
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