エスキモー研究の第一人者、スチュアート・ヘンリ先生の葉書に、「カナダ極地調査に出かける」と書いてあり、一生を研究に没頭できる能力に憧れ、先生からは、誰もが平等に生きているということを学んだ。
研究室の歓迎会で、お下げ髪でフレアースカートをはいた、体がデカク、声がイヤに低い学生がいたのを思い出し、修論発表会では、遅刻したうえに、慣れないパワーポイントで、(黄金町の娼婦)ばかりが大写しとなり、やっとの卒業が可笑しくもあった。
小春日和の週末に、母と多摩川沿いの散歩、施設のスタッフがいっしょなら安心で、車椅子が使いやすい道は、限られている。
グループホームの入居者は、認知の変化が著しく、ひとり暴力的な症状が出始めた男性に、皆が閉口している。
その日差しは柔らかく、東京湾までずっと歩いてみたくなり、浅野駅から新芝浦の運河沿いを歩いた。
海芝浦駅は東芝の工場敷地にあり、入ることができなかったが、休日でも東芝で働く人達が頻繁に出入りし、粉飾決算という汚名は、資本主義が創り出したゴミなのではないかと思う。
なにしろ安倍政権は、札束の増刷で忙しいのです。
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