ラジオからダイアナ・ロスの「ストップインザネイムオブラブ」が聴こえてきて、クラブで踊っていた当時、自己陶酔しながらも、このままでいいはずのない焦りの感覚を思い出した。
新型肺炎の感染拡大と称し、世界中の株価指数が続落するなか、葛飾区のアパート火災の焼け跡から見つかった中江氏の遺体、「兜町の風雲児、中江滋樹氏が焼死」の記事をみて、自己陶酔し続け、最期までいく迫力もいいものだと思った。
『民俗学事典』「予兆と占い」の項をみる。
予兆は、一つの事物を何かの「しるし」とみて意味を読みとる際に、その「しるし」を別に何かとの対立関係のなかでとらえることによって意味を読む。
茶柱の予兆は、茶の茎は普通は横に浮くのに、縦に立つことに注目し、縦と横の対立関係のなかでとらえ、吉と凶の対立を結びつけている。
|