平成18年6月号
温泉療法は日本では「湯治」西洋では「飲泉」が主流とされている。ドイツ・フランスなどでは温泉療法医 が常駐し指導しているが、日本では医師になるために温泉医学の履修の義務がないせいか、温泉医学に精通した医師が少ないようだ。
熱川温泉病院は、伊豆熱川の小高い丘にある淡いピンクの建物。
温暖で明るい環境のなか、患者が障害を克服して機能回復をめざすことを理念に、昭和40年に開設した。
場所柄、東京神奈川から来る入院患者が60%、平均入院日数152日という。
2階にある水治療法室で温泉によるリハビリが行われていた。
病院の屋上にある温泉は、風光明媚でとても清潔、患者の障害が軽度であれば自由に入浴できることになっているが、多くの患者は付き添いが必要なはず、温泉病院は、患者の障害のほかに血圧や心臓など体調の管理体制に神経をとがらせなければならない。
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児玉 智子
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