平成29年11月号
バブル崩壊後、私は写真学校に通いながら暗室作業を習得、暗室が欲しくて、家を建て、扉を開けると現像液臭い家に住んでいた。
バライタ紙に浮き出る労働者の横顔を待つ時間は、仕事で関わった人達が相次ぎ自殺したことを忘れさせてくれた。
暗室が自分の逃げ場となり、新宿ニコンサロンで写真展をすることが夢、熱だけ伝わる写真、それを審査委員がひろってくれた2回の写真展は、審査委員や写真弘社の応援が大きかった。
だから、ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件は、自社の存在を否定するようなもの、久しぶりに立ち寄った新宿ニコンサロンは、閑散としていて、会社の経費削減が現れていた。

残る企業は、大きな意味で戦争に加担する、気分をかえて、栗むし羊羹を比較検討してみる。
児玉 智子
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