宮古島でお世話になった島尻さんから、心温まる手紙が届いた。
お母さまの49日法要を済ませたばかり、やっと現実の生活に戻ることができたようです。
お母さまが、沖縄病院緩和ケア病棟に転院してからは、週末は宮古と那覇を往復し、お母様といっしょに過ごしたこと、お母さまは自己実現などということを考えもせず、8人の子供を育て上げ、30人の家族に見守られ、深い眠りについた様子が綴られ、｢自己実現｣という言葉が、ただの言葉でしかないと気付いたりもした。
島尻さんから同封されたDVDは、沖縄県介護保険広域連合が介護予防普及啓発のため作成されたもので、
①離島編②都市編③農村編の3部構成。
沖縄県だけを例に挙げても、環境がかなり違い、県内の生活保護世帯が復帰後最高といわれているが、地域格差が大きい。
経済面と関係なく高齢者の生きやすさの地域格差も大きく、すべての問題は国家から住民主体に移行せざるを得ない状況になっている。
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