平成19年02月号
今年も花粉シーズンが到来する。私は、一年中花粉症だった時期があり、もしかしたら更年期障害だったのかもしれない。
花粉症、風邪、じんましん、どの症状でも病院で同じ薬をくれることがある。
これらの原因と思われる現代の毒性、空気や水、したがって全ての食べ物に原因物質が混じっている。
日常生活の場に存在する微量の化学物質が原因で、アレルギーを起こし自律神経失調症を惹き起こし、呼吸困難やめまい、目の痛みとなる。
西洋医学を学んだ医師は、病院を訪れる患者に追われ、検査と投薬を繰り返す以外の手だてがない。

今日の物質文明は、石油の恩恵といえる。石油は基幹産業を支え、自動車産業の繁栄を築き、石油製品ナフサは合成化学の技術で石油化学製品となって経済をささえている。
私が小学校のころ、味の素をふりかけた物を食べると頭が良くなると教えられ、母がいないとき、台所でこっそり味の素をご飯にふりかけた記憶がある。

人間の身体は、健康を保つために自らの臓器からホルモンや酵素を出すが、その対応が出来なくなれば病気になる。その病気に不足するホルモンや酵素が医薬として投与される。
食物は日々人体を通過していき、その時代がもつ特有な毒素が体内を通過し、蓄積され、さまざまな病気をつくる。
本来、身体には治癒力が備わっているが化学物質まみれの食事をしていることで、自然治癒能力が低下し、
製薬会社の活動の場が拡大していく。
児玉 智子
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