平成25年9月号
横浜寿町、酷暑の地熱アスファルトをよたよたと歩く高齢の男性が多く、簡易宿泊所とデイサービスと心療内科診療所ばかりが目立ち、町の真ん中にある堅牢な労働プラザは、釜ケ崎を思い出させる。

住民は高齢の生活保護受給者が多く、船上生活していた人達は強制退去、港湾労働がなくなった結果ともいえ、横浜市から生活扶助のため、食券や宿泊券が配布されていた時期もある。

夏の簡易宿泊所は蒸し暑く、臭く、ゴキブリが黒集りするという。
布団がいたる処に干してあり、港の夜風に吹かれて寝たい気持ちが判る。
児玉 智子
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