平成22年10月号
仕事柄、「死亡診断書」を見る機会が多い。
入院先で亡くなった場合は、担当医が記載するので難しい事がなさそうだ、家の階段で転んで頭を打って死んでしまい、数日後に発見される自分を考える。
想像する孤独死した私は、自宅で監察医が警察官立会いのもと、死体硬直度合いを調べ、直腸温を測り、ウジの育ち方を観察する。
私は死因や死亡推定時刻が記載された「死体検案書」が発行され、やっと火葬が許可されることになる。

一人暮しの高齢者は、集落だけでなく都会でも急増する。人口減少と高齢化率の増大は、死体検案手続き簡素化の急務に迫られている。
児玉 智子
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