平成24年8月号
母が朝、食器を洗いながら「私のお墓の前で泣かないでください」を歌っている日のスタートは快調で、鼻の頭に大きな赤いオデキが出現したときは、徘徊注意です。
そんなことを考えているうちに真夏となり、ゆったり閑の気分で、友達に手紙を書きたいと思い、ペリカンの安い万年筆を買った。
太い青インクが暑中見舞いにピッタリする。
先週会ったような気がする友達、其々が毎日の約束事や役割を淡々とこなしていくだけで、数年が過ぎ去り、元気ならいいと願うばかりです。

仕事場の帰り、呑川を歩いていたら、隅田川の花火の音が響いていることに気が付き、たい平の人間花火を思い出した。
音が少ない場所で涼しげに過ごしたい夏です。
児玉 智子
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