武器商人トランプ大統領来日の日、横浜瑞穂埠頭にある米軍ノース・ドッグに行ってみた。
晩秋は、風が穏やかでやさしい日があり、「ネプチューン」で太陽の下、ジンジャエールを飲みながら、横浜港ノース・ドッグの忙しそうな動きを見てみたいと思った。
スタイリッシュという言葉が流行っていたころ、ヨットハーバーや海沿いのバーは、日焼けしたカップルが集まっていた。
瑞穂橋の袂に「スターダスト」というバーが佇み、終戦から今日まで息衝いている。
閑散としたコットンハーバー、何時なくなったのか東高島駅、線路だけが残されている。
今日のような天気の荒崎、漁船の帰港が目立つなか、気軽にY15を出し、北風の突風にあい、マストが折れ、ヨットが転覆した。
友人はズボンのフックがヨットに引っかかり、海面に顔が現れなかった。
漁師に助けられ、生き返った二十歳だった私達、彼は今年定年退職、奥さんと家庭菜園に勤しんでいる。
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