平成21年9月号
経産省は日本の医療が国際的に費用対効果が大きく技術水準が高いと評価し、「メディカル・ツーリズム」により、海外旅行者を対象に美容形成・人間ドッグ・臓器移植など医療保険と関らない分野のサービスを提供するための研究会を設置した。
医療費が高額な欧米諸国では、観光資源が豊かで高度医療技術もあるインド・シンガポール・タイ・マレーシアなどに渡航する人達が多い。台湾や韓国も政府主導でメディカル・ツーリズムに力を入れているので、日本は後発といえる。
充実した医療設備・高度な医療サービス・人件費が安い、これらの条件が揃っているインドでは、メディカル・ツーリズム分野は年間30%の成長だという。
ホスピタリティの側面から考えると、百人百様に満足する病院食を提供することが可能か?
イギリスでは術後食という概念がないらしく、手術後すぐにサンドイッチを食べると聞くが、日本では重湯から三部粥、常食に至るまで6段階、他の国は3~4段階だが宗教上の制約がある。
海外で長期入院は避けたほうが良さそうだ。
児玉 智子
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