平成20年6月号
今年は法事が続き、仕事は相続に関することばかり、自分は如何するんだろうと思い、任意後見契約を4歳下の司法書士にお願いした。
十数頁の契約書、自分の葬式の方法、連絡する人・・・私のほうが長生きしそうな気もするが。

がんで亡くなる人が多く、みんな手術ばかりしている。クロード・ベルナール『実験医学序説』で外科医は毎日生体解剖をし、人の生命を救うとか病気を治すとか、その人の利益となる場合には、何時でも人間に実験を行う義務と権利があるという。
中井久夫は『みすず』で、丸山ワクチンが自分のがんの治験対象になっていると書いている。

いやな質問ばかりの任意後見契約書、終末期医療の方法は「その時信頼している医師に任せる」と書いた。
児玉 智子
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