知らない駅に降り立つと、最初に探すのが商店街にある八百屋さん、何処に行っても半年経つと、商店がなくなり、集合住宅と化している。
バングラにあるような3階建てのスーパーほりぶんが閉店する。
趣きある建物は、昭和のパチンコ屋さんだった。
中学校同期会名簿を見ると、けっこう亡くなっていて、会長から「音信不通の女子バスケ部を探せ!」と命題をもらった。
最近見たはずの表札がなくなり集合住宅に建替えられても、ポストに表札をつけない。
豆腐屋や酒屋がコンビニとなり、経営者の名前を教えてもらえない。
「大女だった女子バスケ」の仲間は、歳を重ね身体も態度も小さくなっていた。
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