平成29年5月号
しんちゃんが逝き、数日してやっと涙が出なくなったが血圧が上がってきた。
庭に用意したあったお墓に置く、沖縄のシーサーも焼きあがったという連絡をもらう。

句会では恥かしい思いをしながら、「続けることに意義がある」と言い聞かせている。
たまたま古本屋で題名が気に入り『光媒の花』を手にとり、道尾秀介にはまり、俳句の参考になる文章表現なのがいい。
直木賞『月と蟹』に至るまで、一貫して少年少女の側から、裏切らないはずの親との関係を書している。

石中50周年の同期会があった。自己紹介で「私は64キロのデブでうすのろ、虐めらたが、痩せてから性格も変わった」と云ったら、二人ほど「俺、いじめたよね」と話しかけられた。
少女時代、口数が少なく暗い性格で、生きることがよく判らなかった。
道尾秀介の世界は、当時の自分を思い出し、今の強さは、好きになれる自分をつくっていくことかな、とも思う。
児玉 智子
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