平成25年4月号
文化放送を聴きながら母の食事とお弁当の用意をすることが一日の始まりだった。「メディアの功罪」を指摘し続ける吉田照美の話は、東京新聞をとるきっかけとなり、番組がなくなっても、収束しない原発事故は、私達の共同責任だと思うようになった。

林勝彦監督「いのち」が上映された。
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故、4号炉は廃炉にできず、廃墟となった労働者住宅を映し出す。
ウクライナの子供達に、放射性セシウムによる心臓病や血管障害が増加しているという。
福島で、事故後に生まれた耳のないウサギの顔が、帰りの地下鉄の窓ガラスに映ってみえた。

建設業者が東北に集まり、現地でコンクリが調達できないという。其々の人が家族や会社の事を考え日々を過ごしている、原発で働く人には、その事情がある。
忘れてならないことは、真実を知ろうとする気持ち、その背景を探ること。
児玉 智子
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