オスプレイは1機100億円で購入し、100億円が墜落するとなると、税収がいくらあっても不足する。
高井有一『この国の空』、終戦1945年の東京に住む母娘と伯母、市井の人達が暮らす空に爆撃機が飛び交え、防空壕に出入りし、防空頭巾を外して、パイナップルの缶詰を大切に食べながら、遠い親戚の安否を気遣い、疎開する近所の人を「もう会えないかもしれない」と思うのは、生きることが貴重なことだと再確認させてくれる。
100歳まで頑張るという桂文珍、ゴールデンウイーク恒例の独演会に行った。
聴きたい噺を投票箱に入れるリクエスト寄席、人気の「老婆の休日」「憧れの養老院」は、客席の人達が明日はわが身と思いながらも、腹を抱えて笑い、毎日が「もう会えないかもしれない」の連続だ。
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