平成23年4月号
事務所のエアコンを止め、ホカロンと湯たんぽの有難さを痛感している。
計画停電の都合にあわせパソコンの前に居るのはやめ、自宅でプランターに葉だいこんの種を蒔いた。
青い芽が顔を出したときの嬉しさ、すくすく成長している。

早く被災地に暖かい食べ物が届くといいなと思いながら、これからの日本は国内食料自給率が上がるか気になる。
世界の26億人は一日2ドル以下で生活しているので、食料価格の上昇が死活問題となる。
主食穀物を輸入に依存する最貧国も自給していた時期があり、安価な米国産穀物が市場に流れ込み、国内生産が崩壊した。EUや米国は補助金の大部分を大規模農家に支払い、食料で世界支配することを企む。
戦後日本は食糧難を米政府の食料援助により、学校給食はパンと脱脂粉乳で乗り切り、米国から援助された小麦でパンを作り、洋食文化が広がり、パティシエが夢の職業となった。
強力粉は岩手以北でしか栽培できないので、パン食の普及は輸入小麦に依存することになる。

やっとスーパーに食パンが並ぶようになった、せめて菜っ葉ぐらいは自給したい。
児玉 智子
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