平成18年3月号
とびっきりの長寿国日本、平均寿命と健康寿命をできるだけ近づけることが医療の目的だと思う。
患者のために行われる医療であるが、税理士・経営アドバイスを業務としていると、自分の存在が遠いところにあると実感する。
医師が患者の役に立っているかどうかの目安と、税理士が医師の役に立っているかどうかの判断は、経済合理性をのぞけば、コミュニケーション・スキルが重要なポイントとなる。
医師
医学知識と経験
インタビュー技術
医療哲学
患者
信頼感
説明理解力
家族関係
税理士
税法・医療法知識と経験
医師が抱く経営を理解
スタッフ・家族関係の把握
医師
信頼感
医療対経営の葛藤
秘密主義
医師と患者は多くの場合、ひとり数分の眼を直視しない面接が延々と続き、税理士と医師の始まりは、短刀を突きつけるような対決姿勢から、「ちょっと相談なんだけど」に至るまで長期間を有する。
どちらもコミュニケーション・スキルの稚拙さが問題を誘発し、医療過誤訴訟に繋がることがあり、経営計画の失敗に終わることがある。
児玉 智子
令和
2年
令和
元年
平成
31年
平成
30年
平成
29年
平成
28年
平成
27年
平成
26年
平成
25年
平成
24年
平成
23年
平成
22年
平成
21年
平成
20年
平成
19年
平成
18年