平塚美術館に濱谷浩のモノクロ写真を観にいく。『雪国シリーズ』を堪能することができた。
濱谷の作品は、雪深い地域で生活する人々の荒いモノクロ写真、しかし人生に諦めはなく、見つめていると純粋なパワーが沸いてくる。
写真は物語る、生きるとは種をまき収穫すること、食べていくこと、かまくらの中でお父さんを待つこと、薪を割ること。
私に出来ることは何一つない。
全国の若年性認知症数は3万8千人、発症後は労働を確保することが難しくなる。
東京都の生活保護受給者が、介護を受けながら暮らせる特養ホーム入居希望者が3万8千人、空きがなければ近郊の老人ホームに入ることになる。
身寄りがなくヘルパーさんの介護だけで生活することが難しければ、都内自治体が費用負担して受入れ可能な地域に移住するしか方法がない。
問題は費用負担した自治体が、本人の生活実態を把握できないことにある。
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