平成28年1月号
師走は、たい平の「芝浜」を聴いて、今年も大変お世話になりましたと云いながら、握手してもらった。
落語家は修練することで、噺の間合いが絶妙となり、粋さが身から滲み出てくるのだと思う。

初詣は、名古屋大仏を見ながら、ガマのような緑色の大仏、唇は金色に光り、廻りを囲む像の鼻に圧倒され、ピンクのお供え餅、アジアを旅している錯覚を覚えた。
屋上のパコダ塔のラマ、本堂の奥に大きさを誇るリンガの数、今年はいい年となりそうだ。
織田信長の父の菩提寺は、10年前の改修工事で、緑色に変身したときく。
児玉 智子
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