日本画像医療システム工業会の野口雄司さんの診療報酬改定に関する講義を聴いた。
野口さんは愛妻弁当を持参し、授業の2時間前にスタンバイする。
医療経営の方向性は診療報酬体系にかかっていることは確かで、財政は震災対応と医療費増大で逼迫しているのだから予防医療に力点を置くことになる。
今まで放射線技師の役割や画像診断の重要性を考える機会がなかっただけに収穫が大きかった。
初期的画像診断は健康診断や人間ドッグで疾患が早期発見され、予防意識をもつことができるが、かかりつけ医でない医師の説明に不信感を抱きやすい。
自分が信頼する医師に画像を提示することで、やっと納得できる。
医療機器は日進月歩で技術が高度化するため、安全な環境保持には日常的な保守管理や担当者育成、機器不具合への迅速な対応が不可欠、診療報酬評価の影響が多大だ。
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