職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成30年6月号−

協会事務局を運営する島本さんは、人生を協会にかけて、35年が経過し、今年も無心に試験の採点をしていた。
着物が生活習慣から遠いものとなり、習い事も多様化し、着付け教室が先細りとなっているが、日本全国から先生が生徒さんを引き連れて、教師検定試験と講習会に参加する。
熊本から上京した先生の話、震災後半壊全壊した生徒さんもいるが、着物を着ることで、めげずにいられるという。
毎年5月初旬に東京のホテル宴会場で開催される式典で、集合写真を撮りながら、其々の半襟が本当に綺麗だと思った。輪になって「ずんどこ節」を踊れば、まだまだ活躍だ。
ホテルの宴会担当者とも長い付き合いとなり、お互いに年季者となった。