初山の獅子舞

−平成30年11月特別号−

秋の休日は、どの街も商店会の奉仕活動が忙しく、屋台で焼きそばとたこ焼きとビールを用意し、ワゴンセールに人が群がり、子供達もピクニックのように、ベンチで頬張っている。
私はそんな喧騒から離れ、村の祭りのような雰囲気を味わった。
初山は、東急グループの不動産開発から取り残されたお陰で、鎮守の森が点在し、東名川崎インターに程近い菅生神社は、細く急な石段を登ったところにある。
江戸時代に製作された獅子頭が保存され、獅子舞を継承すべく、菅生小学生と中学生の男子4人が猛練習し、神社境内に設けられた土俵で、獅子舞を見せてくれる。
雄獅子2頭と雌獅子1頭、それに天狗役の子供達は、獅子舞が終わると、先輩やお母さんにアイスノンを頭に乗せてもらい、大役からやっと開放されていた。