職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成30年1月号−

京浜島にある工場は、天井が高く底冷えしたが、佐々木社長さんから、純度99.9%の錫について説明を聞いたら、身体に血が巡ってきた。
はんだ付けは、錫と鉛の合金を熱で溶かし、接合すること。
錫ボールは、仁丹を大きくしたようなもので、現代美術をみているような美しさがある。
佐々木半田工業は純度99.997%の錫を販売し、食器など安全を最優先する必要があるものには最適だ。
銀食器は放っておくと、黒ずみが気になるが、錫の酒器は古くは、お神酒徳利として使われ、イオン効果があるといわれている。
錫ショットを溶かし、箸置きを作り、愛用している。