職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成29年11月号−

ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件が勝訴判決となり、神楽坂で開催された写真展で、担当弁護士により裁判経過の話を聴くことができた。
安さんは、韓国の慰安婦被害者が共同生活する「ナヌムの家」で、ボランティアをしながら被害者の痛みを理解するようになり、日本軍の植民地支配下のアジアで性奴隷被害者30名を取材して写真に残した。
取材後に亡くなった女性も多く、戦争が残す傷跡の証言者が減り、世の中はそれをなかったことにする。