職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成29年3月号−

子供の頃から土弄りが好きだった八木橋さん、50代で始めた陶芸、工房に通うのが楽しくて、間もなく陶芸誌に載るようになった。
ご主人が、友人や知人を自宅に招くことが多く、料理にあう器をつくっているうちに、ご主人も工房の先生も、ミネ子さんのシーサーに一目惚れ、始めてのシーサーは、今でも玄関に鎮座している。
その後、琉球村に3年間通い、自分だけのシーサーのスタイルが出来上がり、今でも、沖縄から土を送ってもらっている。
ご主人が亡くなった後の寂しさを、シーサーづくりで助けられ、家中に溢れたシーサーが、八木橋さんを見守ってくれている。