職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成29年2月号−

1996年に創設したコモンズ、大江さんは、独立前に働いていた学陽書房で、「地域主義」を提唱した玉野井芳郎教授と研究会をつくり、対等に議論した成果を、コモンズで発揮している。
「コモンズ」という社名は、多くの仲間が集い、利益優先でない社会を、共に目指す共有地にしたい、との思いを込めたもの。
コモンズ創業20周年記念出版『21世紀の豊かさ』のシンポジウムで、中野教授から花束とぐい飲みを渡され、「豊かさ」を実感したのだと思う。
小さくても、中身が濃い、出版社が残ってほしい。
中身が濃いのか、判断できる自分磨き、こっちの方が難しいが。