職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成26年12月号−

大田区の多摩川河口あたりは、日本の技の中枢を担っていた工場が多かった。技が最新鋭の3Dプリンターにとって変わるなか、昔かたぎの職人が集まり、工場長屋を形成する。
一工場一職人、仲間廻しをしやすいように、寄り添う。
80代でも現役で機械と向き合っている姿をみると羨ましく、跡継ぎがない背中は寂しくもある。
三保金型製作所は、ホワイトハウス新田14社のひとつで、旋盤加工、フライス加工、樹脂加工など、独りで数台の機械を操っている集団。