職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成26年11月号−

やべに行けば、私も生涯現役を続けたいと思う。
手作りコロッケがあるときは、電話をくれるので、闘病中の友人を誘い、学大駅で待ち合わせする。
友人のガンが飛んで無くなることを願って、コロッケを山ほど食べさせる。
ご主人の先代は、おでんダネ屋さんだったこともあり、練りものや巾着が抜群で、お汁を残すのがもったいない。
鷹番にあった店がなくなり、〔皆、高齢、店を閉めたんだ〕と、がっかりしていたが、介護の末、親が亡くなり、それでも孫に囲まれ、三人とも駅裏で、現場復帰した。