職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成26年6月号−

母の痴呆が進行しているような気がして、川崎大師に行った。お参りしたかというと、十年に一度もらえる赤札を待つ長蛇の列は2時間待ちと聞いただけ。
参道は「くずもち屋」だらけで、餅の臭さと黒蜜のコク、ぷりぷり感で差別化しているので、判りやすい。
寿司屋のす飯は酸味と甘さが比例する、そんな感じだ。
私は住吉屋総本店のものが好きで、きな粉の香りと食感が爽やか、恥ずかしそうな笑顔も爽やかです。