職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成25年7月号−

かづき君に「写真展行くから」、「明日、離婚届け出すんだ、結婚って、いつもいつも相手の事を思いやらないとダメなんだね」、失敗ばかりの私に云えることは何もない。
写真学科とデザイン学科の学生だった二人、いっしょに写真集を紡いで15年が過ぎた。
恋人達は、年末はクラブで踊り明かし、結婚式の後も同志のような恋人だった。
ふたりが生きていく事と自分が生きることを考える時期がきたようだ。

ワークショップで、かずき君が私に最初に言ったこと、「こだまさんと親父は同い年」。
細江先生のワークショップ、一城君だけがカメラマンとして活躍していけると思っていた。