職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成25年4月号−

加藤さんが最初に私の事務所に来たとき、「悪いタマシイがいる」とか云って、お祓いをしてくれた。
私達は、祈祷師の加藤さんと呼んでいる。
次に会った場所は青山の道場、アフリカの太鼓を叩きながら、ボブマリーのような人達と踊っていた。
胡散臭くみえた加藤さんは、大企業の厚生施設で呼吸法を教え、谷川俊太郎さんとのトークセッションで人が集まり、出版すれば本屋で平積みとなる。
加藤メソッドが信頼され、「加藤の気」は各地で満員御礼となる。
確かに呼吸を意識すると、日々の生活は浅く雑な呼吸をしている、丹田を意識し大切に過ごす一日が、花粉症を吹き飛ばすような気がしてくる。