職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成24年4月号−

今月から黄金町高架下スタジオで「鉛筆・透明水彩教室」が始まる。
廣川先生は昨年の黄金町バザール参加アーティスト、大阪弁で「肩の力ぬいてな、2Hのエンピツを縦に持ち、そや」と、551蓬莱の肉まんを思い出すような庶民的な、自信を与えてくれる教え方で、次に何を描こうかと思わせてくれる。
幼稚園以来の絵画教室の時間は、子供の頃に唯一楽しかったこと、を思い出させてくれた。
1時間かけ、1枚の葉っぱを睨んで、葉脈や廻りの毛がどっち向きに生えているかなど、自分の顔をよく見なくなった私が、レンコンの煮物をつくる前に、2Hで輪切りのスケッチをしてみる。