職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成22年6月号−

菊池さんは22歳迄、どんな仕事が向いているんだろうと考えながら、ぶらぶらしていた。
「ガテン」のページをめくる指が止まる。
近くにある造園業の募集広告を見る、植木屋になりたいと思う。
無我夢中の日々が過ぎ、「有難う」と云われた一言が明日に繋がり、いつの間にか、もの凄くこの仕事が好きになり、部下の人数が増え、「何故そうするんですか?」質問が多い後輩が成長していく。
体力だけではダメ、考える力は何をするにも必要だ。