職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成19年07月号−

最初に就職した当時、毎日の山手線のラッシュアワー、仕事も同じことの繰り返し、浜松町のホームに立つ「小便小僧」のいでたちを電車から覗くことだけが楽しみだった。
田中栄子さんは、1955年から小僧の洋服を作り始め30年間で200着、その後は手芸グループ「あじさいの会」が1986年から引継ぎ、毎月着せ替えを続け、唯一の男性会員が小僧のめんどうに追われている。