職人わくわく - Wakuwaku Workman -
−平成19年03月号−
数年前、小さな家を建てた。
最初にお世話になるのは、土木作業の鳶さん達だ。
工事中に写真を撮りながら話す機会が多かったので、家が建ってしまってから寂しくなった。
当時は写真の暗室作業がしやすい場を求め、月を眺めながら寝られる処が欲しかった。
今は仕事に追われ、現像液は期限切れ、久しぶりにカメラを持つと反射神経が鈍くなったことを実感する。
仕事ばかりしていると、何処に住んでいても同じ。
ホコリが重なったサボテンの掃除をしてやりたい。